身体介護サービスは大きく3つのサービスが行われます
- 2019.5.20
身体介護サービスは、介護の専門家が介護を必要とする人の身体に直接触れなければ行うことのできない、着替えや入浴、排泄、食事などを行うもののことを言います。
着替えや入浴の介護では、自分ひとりでは入浴することができない人や、自分ひとりで入浴できるものの入浴中の転倒などの心配があるため見守りの必要な人に対して行われていきます。身体介護サービスを利用する人のほとんどが入浴介助を必要としており利用しています。
排泄介護では、入浴の介護と同様にひとりでトイレへ行くことができなくなった人や、排泄機能に障害を持っている人に対して、トイレへ誘導したり、おむつ交換などを行うものです。排泄介護で行われるトイレへの誘導は、利用者が安心してトイレへ行くことができることを第一に、事前に決めた時間に声掛けを行ったり、本人の様子を見ながら介護が行われていきます。
食事の介護では、ひとりで食事をとることができなくなった人のために行われます。食事を食べるということだけではなく、どのようなメニューを食べるのかの説明を行ったり、食事の前後には口の中やまわりの清掃を行うなど、単なる食事を口に運ぶというのではなく、美味しく楽しみを持って食べることのできる介護が必要となります。また、誤嚥を防ぐなどの安全も第一に行われていきます。