児童デイサービスと学童は違うの?
- 2022.8.19
児童デイサービスと学童は共にお子さんを預かる施設ですが、対象が異なります。
【児童デイサービスの対象】
・未就学児の障害を持つ児童
【学童の対象】
・主に6歳から12歳までの児童
学童は小学校の授業を終えてから利用する施設になります。
また、両親が働いていることやおじいちゃんやおばあちゃんなどのお世話をする人がいない、もしくは面倒を見れる状況ではないというケースに利用する施設です。
それに対し児童デイサービスは未就学児で知的障害や身体障害などの障害を患っている子が対象です。
なお、両親共働きといった条件は設けられていません。
学童と違い、療育を目的としている部分もあるため、家族の負担を減らす目的と共に利用することが可能です。
ただ、学童と児童デイサービスで1日のケア方法に大きな違いがあるかというとそこまでの違いはありません。
例えばまだ年齢的に幼い子に対しては積み木をしたり、パズルをしたり、絵を描いたりといった遊びもしますし、それは学童であれ、児童デイサービスであれ一緒です。
ただ、どちらかというと、学童よりも児童デイサービスのほうがいわゆる野放しのようなことは行いません。
学童であれば勉強している子供に対しては、そのまま1人で勉強させているケースもあります。
児童デイサービスではそういった部分はかなり細部まで管理、指導が行き届いているといえるでしょう。